チーズ売り場で見かける、白い皮に包まれた三角形のブリー。 小さく切り分けられた姿からは想像しにくいのですが、ブリー・ド・モーのもとの形は、直径がおよそ36〜37cmもある大きな円盤です。その幅に対して背は低く、切り口には淡いクリーム色の生地が広がります。 この大きく平たいチーズには、牛乳を集める農村、売買の場となったモーの市場、食べ頃を見極める熟成の仕事が結びついています。 白い表皮とやわらかな中身も、見た目だけの特徴ではありません。乳を固め、水分を抜き、表面の微生物を育てる工程が、その姿をつくっています ...