イタリアのお菓子を選ぶとき、名前だけでは味を想像しにくいことがあります。 小さな焼き菓子に見えても、軽く砕けるものと、内側にしっとりした歯触りを残すものがあります。白いクリームを使った菓子も、スポンジと重ねるのか、揚げた皮に詰めるのかで、食べたときの印象は大きく変わります。 その違いをたどる入口になるのが、アマレッティ、カッサータ、カントゥッチです。 香りを生かす小さな菓子、乳製品と砂糖菓子を組み合わせるケーキ、アーモンドを生地ごと味わうビスケット。三つを並べると、イタリアの甘い文化を一つの味で説明できな ...